『宇宙大作戦』未来なのにレトロなスターシップ
今回は ディアゴスティーニ スタートレック コレクションから 未来なのに レトロなデザインが グッとくるスターシップ5艦を ご紹介
60年代のSFとして当時は 斬新なデザインと感じてましたが、
いま見ると 懐かしく 別の意味で イケてるデザインと 再認識。
まずは 63号 《アンタレスNCC501》
TOS『惑星セイラスから来た少年』
惑星連邦の 旧型輸送船として ドラマに登場。
しかしこの船は 無慈悲にも歪んだ心の超能力少年に破壊される。
デザインは エンタープライズ号より古い感じうまく出してます。
上から見ると おもちゃのブリキロボットに見えないこともない(^ω^)
続いて《ハリーマッドのJクラス貨物船》
違法薬で絶世の美人に化けさせたお嫁さん候補の女性たちを 深宇宙の植民星の男たちに 届ける悪徳商人ハリーマッド。
そういえば 日本の過疎農家の嫁不足問題にも
フィリピンからのお嫁さんツアーがあったのを 思い出します。
これって なんか人身売買のイメージが・・・
続いて『ゴーン宇宙船』
TOS『怪獣ゴーンとの対決』Arena
エンタープライズ号とゴーン船が 今まさに一触即発の戦闘状態で睨みあってるそのとき!
神さまレベルの進化宇宙人が突然割り込み 船長同士のタイマンで勝負させて負けた方は神さまが消滅させると約束!ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
まるでアメリカ並みに身勝手で強引な宇宙人⁉︎
是非もなく見知らぬ無人惑星で ゴーン船長とカーク船長の一騎討ち!素手と知恵の勝負で カークの勝利ᕦ(ò_óˇ)ᕤ でもカークは ゴーンの救命を神さま宇宙人に頼んだというお話。
確かこのストーリーは、私の好きなSF作家 フレデリック ブラウンの短編小説(たしか闘技場?)で読んだことがあった ʅ(◞‿◟)ʃ
アメリカでは知られた小説だけに 脚本原案料は当然、払っているのだろうけど トレッカーとしては オリジナルの脚本で勝負して欲しかったです。
邦題もヒドイ、怪獣じゃなく知性高い宇宙人なのに 邦題タイトルは まるで幼児並みの発想。
原題は Arena フレドリックブラウンの小説の、原題のままだと思う。
続いて《メデューサ宇宙船》
TOS『美と真実』Is There in Truth No Beauty?
あまりの醜さにその姿を見ると恐怖で廃人か死に至るというメデューサ人大使と 宇宙外交のために エンタープライズ号にて 会談する物語。
かなり無理のある ツッコミどころ満載の脚本でしたが 最後まで真剣でシリアスな演技でドラマを仕上げたTOSの俳優たちには 改めて敬意を表します。 ( ̄^ ̄)ゞ
最後は 《オリオン宇宙船》
この船は 奇妙奇天烈デザインでも あります。
TOS『惑星オリオンの侵略』に登場
エンタープライズ号に117人もの異星人たちが集まり バベル会議へと向かう途中、エンタープライズ船内で事件が次々に!暗殺、エンタープライズへの攻撃 犯人は?
結局、アンドリア人に化けたスパイが捕まり、スポックが最後に 彼はオリオンだと言って決着?なんとオリオンが犯人だった!!
『惑星オリオンの侵略 』という邦題では
始めから犯人がネタバレした凄い邦題だ!
原題は Journey of Babel