trekey’s blog

スタートレックをはじめに個人のコレクションエピソードのエッセイ

すべてのコレクションお店仕舞い 其の4ミステリーゾーン

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小学校低学年の頃は毎晩8時に寝かされていた。週刊新潮は明日発売ですというテレビCMを最後にテレビは消され、もうテレビはやって無いから寝なさいと両親から毎晩言われていた。

ある夜、両親連れだって出かけて行った。寝たフリをしていた僕は起き出してテレビを付けてみた。

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両親は嘘をついていた。

しっかり番組やっているじゃないか!

しかもなんか雰囲気が大人なシュールな感じのアメリカの番組?

それが初めて観たミステリーゾーンだった。

衝撃だった!(◎_◎;)

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こんな凄い番組あったんだ!

内容は忘れたが、ミステリーゾーンの空気感は小学生と言えども存分に味わえた。

原題はトワイライトゾーンだが日本ではミステリーゾーンとわかりやすいタイトルに馴染みがある。

高学年になって再放送などで断片的にミステリーゾーンは観ていたが、すべて印象深く記憶に残っていた。

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中高年になってからwow wowや衛星放送からミステリーゾーンを録画していたが、すべてのエピソードを放送されていた訳ではなかった。

そして10年くらい前に アシェットコレクションからミステリーゾーンDVDが隔週で発売されると即購読契約してオリジナルモノクロ版のDVD 60枚と60冊の資料冊子の完全版コレクションを手にできた!

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何という至福

しかし、念願のミステリーゾーンをすべて手に入れてから繰り返し観ることもなく、ただ所有している満足感だけの存在になってしまっていた。

断捨離を決行しました!

また少し仏に近付いたかな(^ ^)

ヤフオクで販売中(^ν^)

 

すべてのコレクションお店仕舞い 其の3 カークとウォーフの胸像

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SideShow社のフィギュアで数万円以上のものは、どれもスーパーリアル!精緻なディテールと造形はもはや玩具ではなく芸術品レベル。

この胸像は、それほど高くないと思うが‥多分5千円くらいか?
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SIDE SHOWの製品としてもスタートレックは少なく胸像はレアな品です。デスクに飾って ちょうど良い高さ16cmフィギュア。

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ウォーフの顔はリアルに良く出来ていると感心する。

カークはあまり似ていない、Side showとしては珍しく不出来である。

造形師技術者の力量の違いなのか?

しかし台座までしっかりとした造りと質感の良さはコレクターの心を掴みますね、さすがはSideShow❣️

 

すべてのコレクションお店仕舞い 其の2 スタートレックTOSフィギュア10体

スタートレックフィギュアでも定評のあるアートアサイラム社の製品。 箱のまま飾れる全高30cmの付属品付き。大きいフィギュアで日本ではあまり売れなかったシリーズ。

昔は男で人形持っている奴は誰もいなかったが、60年代『GIジョー』発売をキッカケに人形をフィギュアと呼び変えて 男たちの人形コレクションが始まったと記憶する。

 

写真1 上段に左からウフーラ、ドクターマッコイ、ミスタースポックが並んでます。

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写真2  左 怪獣ムガトー、

  右 カークとの死闘で有名なゴーン船長 

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写真3 左 アンドリア人シュラス大使、

  右 初代エンタープライズ号のパイク船長

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写真4 左 通信士ウフーラ、

   右 チェコフ少尉

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写真5 左 技術主任スコット、

 右 スールー少尉(ミスタースタートレック)

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以上テレビシリーズのレギュラーメンバー7体と同シリーズに登場したエイリアン3体の計10体。中でもドクターマッコイとウフーラの顔造形は特に秀逸の出来だと思います。マッコイは似ている!カーク船長があればコンプリートコレクションだったのですが・・・残念!

 

TOSとはThe TV.Original.Series宇宙大作戦テレビシリーズの略称です。

スタートレックの原点は ここから始まりました。

 

すべてのコレクションお店仕舞い 其の1 妖怪根付け 海洋堂

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妖怪根付け28体 彩色24体  赤4体

海洋堂から発売された 妖怪根付け 陽の巻シリーズ、陰の巻シリーズ

日本が誇る海洋堂のミニチュア造形は、いつも素晴らしい、ハズレがない!

彩色24体は、かぶり無しなので ほぼコンプリートかと思います。

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画面手前の 二口女 閻魔大王 ぬえ

の三体だけ 赤根付けにリペイントで彩色しました。

丁寧に彩色したので オリジナル彩色よりも良い出来と 自負しております(^^)

 

妖怪たちを観ていると たしかに怪奇でシュールな容貌の中になんだか憎めない可愛らしさと哀しさを感じてしまいます。

悪霊と精霊の中間にあるような存在に思えてしまうのです。妖怪によっては、どちらかにかなり偏ってますけどね。

 

これからはスタートレック含めて私の全コレクションを随時ご紹介しながら店仕舞いとさせていただきます m(_ _)m

ヤフオクで出品しておりますので興味のある方は検索してください。

ディアゴスティーニ解約する‼️

スタートレックスターシップコレクション146号 『フェサリアス』

まずは、写真と実物模型の差異を ご覧あれ!f:id:trekey:20191224153141j:imagef:id:trekey:20191224153219j:image
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この模型なら 300円のガチャポン景品としてもガッカリ失望する出来であろう。

これを見て もう言う事は無い‼︎

当初70号の予定を 二度のシリーズ継続延長により最終160号の刊行予定であるしとて当然トレッキーとしての私は最終刊まで購読予定だったが、こんな物を送ってくる神経が知れず今後に期待がゼロになった。この後の147号も残念な作りだった。特筆することもないレベル。

すでに37万円以上使っているファンなら 後35000円くらい払うだろうと タカをくくってる企業姿勢がミエミエである。

冗談じゃない! 私は解約した!!

今まで返品したかった残念な品は30個以上あるが、感嘆する品、うれしい品も30個はあった、他80個には まぁまぁという評価で収めてきたが、こんな物を送ってはダメだ。

日本ディアゴスティーニが消える日も 遠くないだろう。         残念である。

グレムリンの想い出

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1984年 公開の映画 グレムリン

娘は当時3歳前だったと思う。

どうしても観たい映画だったので 幼な子の娘を連れて 新宿のミラノ座だったかな?映画館に思い切って入った。

小さい娘がグズったらすぐに 中途退場覚悟での映画鑑賞。

映画好きの僕のDNAなのか 幼児なのに無表情で大人しく席に座り、並々ならぬ 期待感オーラを醸し出していた。

映画は当然 字幕である。

しかし2歳の娘は ジッとスクリーンを見つめ続けている。

チラチラと娘の様子を伺いながら映画を観ていた私だったが、いつしか娘のことは 忘れて映画に没頭していた。

上映中 娘は最後まで 一度もぐずらず真剣にスクリーンを見つめ続けていた。

そしてラストシーン・・・

謎の中国人爺さんに 父親が詫びて 主人公の少年が ギズモを返すシーン

爺さんが 少年に 『この子が 君に お別れしたいと言っている 』と箱に入ったギズモと少年が別れを 惜しんでいる その時

娘が私の腕を触って 片言で 『なんて言っての?』と 初めて尋ねてきた。

どこから説明していいか めんどくさいこともあり、とりあえず

『さよならって言ってるんだよ』と伝えたとたん、

娘は画面を見つめながら 少し間をおいて 顔を歪めて咽び泣きはじめました。

あっ!この子は、英語でも ストーリーは 映像から しっかりと理解していたんだ!ということをその時 確信した。たしかに彼女にとって日本語も英語も同じくらい未熟なレベルだったにしても その理解力には 感心した。

f:id:trekey:20190321024537j:image娘が小学校に入学した後に

多分 誕生日だったかな?ギズモのリアルなぬいぐるみを見つけプレゼントしたら とても喜んで毎日寝る時にも一緒だった。

時が経ち、娘も大人に近づきはじめた頃 親と反発して家を出て 祖父の家や友達の家で暮らしていた時期があった。

あとで聞いたことだが、その時もギズモのぬいぐるみを持って出て行っていたらしい。

その娘も今では 30代半ばを過ぎ シングルマザーとして二人の子を育て エステサロンを自営して 生計を立てている。

最近では親孝行のつもりだろうか 私に気を使ってくれるようになった。

自分が親になって 親の立場をはじめて理解できるように 過去のことも また感謝することもあり 今では 新たな親子関係が 始まっているのだろう。

娘の家で孫たちと一緒にクリスマスを過ごしていたときに 当時 小さかった娘と初めて映画館に連れてった話をしたら、まだあのギズモのぬいぐるみを持っていると言う⁉︎

そして 娘が引き出しから古いぬいぐるみを 取り出した瞬間・・・

時間が止まったような感覚になった。

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まるで命あるもののように感じた。

薄汚れてはいるが 何度も洗濯していて 臭いは無かったが、もっこりふわふわだった体は 着古したフリースみたいになっていた。

買ったとき、ガラスの茶色の瞳は まるで生きているような透明感があったが、今は 小さい傷だらけで 白内障のように 濁っていた。

ほんとにギズモが 歳をとったような気がして 切なくなった。

私のプレゼントのぬいぐるみを 30年の月日を超えて大切にしてくれたことも 嬉しくまたありがたかった。

これほど愛されたぬいぐるみには 魂が宿るんだよ と 水木しげる先生 なら おっしゃるだろう。

確かに 少し 笑っているような気もする。

私にとって グレムリンは 可愛くて切なくて

そして素敵な想い出として 残っている。

 

 

『宇宙大作戦』未来なのにレトロなスターシップ

今回は ディアゴスティーニ スタートレック コレクションから 未来なのに レトロなデザインが グッとくるスターシップ5艦を ご紹介

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5艦とも TVシリーズ 宇宙大作戦TOSに登場

60年代のSFとして当時は 斬新なデザインと感じてましたが、

いま見ると 懐かしく 別の意味で イケてるデザインと 再認識。

 

まずは 63号 《アンタレスNCC501》

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TOS『惑星セイラスから来た少年』

惑星連邦の 旧型輸送船として ドラマに登場。

しかしこの船は 無慈悲にも歪んだ心の超能力少年に破壊される。

デザインは エンタープライズ号より古い感じうまく出してます。

上から見ると おもちゃのブリキロボットに見えないこともない(^ω^)

 

 

 

続いて《ハリーマッドのJクラス貨物船》

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TOS 『恐怖のビーナス』Madd's Women

違法薬で絶世の美人に化けさせたお嫁さん候補の女性たちを 深宇宙の植民星の男たちに 届ける悪徳商人ハリーマッド。

そういえば 日本の過疎農家の嫁不足問題にも

フィリピンからのお嫁さんツアーがあったのを 思い出します。

これって なんか人身売買のイメージが・・・

 

 

続いて『ゴーン宇宙船』

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TOS『怪獣ゴーンとの対決』Arena

エンタープライズ号とゴーン船が 今まさに一触即発の戦闘状態で睨みあってるそのとき!

神さまレベルの進化宇宙人が突然割り込み 船長同士のタイマンで勝負させて負けた方は神さまが消滅させると約束!ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

まるでアメリカ並みに身勝手で強引な宇宙人⁉︎

是非もなく見知らぬ無人惑星で ゴーン船長とカーク船長の一騎討ち!素手と知恵の勝負で カークの勝利ᕦ(ò_óˇ)ᕤ でもカークは ゴーンの救命を神さま宇宙人に頼んだというお話。

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確かこのストーリーは、私の好きなSF作家 フレデリック ブラウンの短編小説(たしか闘技場?)で読んだことがあった ʅ(◞‿◟)ʃ

アメリカでは知られた小説だけに 脚本原案料は当然、払っているのだろうけど トレッカーとしては オリジナルの脚本で勝負して欲しかったです。

邦題もヒドイ、怪獣じゃなく知性高い宇宙人なのに 邦題タイトルは まるで幼児並みの発想。

原題は Arena  フレドリックブラウンの小説の、原題のままだと思う。

 

 

 

続いて《メデューサ宇宙船》

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TOS『美と真実』Is There in Truth No Beauty?

あまりの醜さにその姿を見ると恐怖で廃人か死に至るというメデューサ人大使と 宇宙外交のために エンタープライズ号にて 会談する物語。

かなり無理のある ツッコミどころ満載の脚本でしたが 最後まで真剣でシリアスな演技でドラマを仕上げたTOSの俳優たちには 改めて敬意を表します。         ( ̄^ ̄)ゞ

 

 

最後は 《オリオン宇宙船》

この船は 奇妙奇天烈デザインでも あります。

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TOS『惑星オリオンの侵略』に登場

エンタープライズ号に117人もの異星人たちが集まり バベル会議へと向かう途中、エンタープライズ船内で事件が次々に!暗殺、エンタープライズへの攻撃  犯人は?

結局、アンドリア人に化けたスパイが捕まり、スポックが最後に 彼はオリオンだと言って決着?なんとオリオンが犯人だった!!

『惑星オリオンの侵略 』という邦題では

始めから犯人がネタバレした凄い邦題だ!

原題は Journey of Babel